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後期高齢者の就業延伸におけるシルバー人材センターの役割
~電子データと「共働・共助」の分析による第1世代の解明~

顕著な伸びを見せる80歳代の就業:未知なる「第1世代」の出現

80歳以降も働き続ける新しい高齢者像高齢就業者の増加は、定年延長に伴う前期高齢者だけではなく、後期高齢者においても現れています。
なかでも、80歳代は絶対数は小さいものの、顕著な伸びを見せていて、80~84歳の就業率が初めて1割を超えました。
その意味では、80歳以降も働く高齢者は、新たに現れた第1世代であり、その実態はほとんどわかっていません。
どの程度の健康度の人が働き、どんな仕事が可能で、何年くらい継続できるのか等、解明すべき課題は山積みです。そもそも、80歳以上の就業者をどこで掴まえられるのか、それ自体が難問です。

 

これに対して、シルバー人材センターはすでに会員の半数が75歳以上の後期高齢者であり、80歳以上の割合もほぼ2割に迫っています。
80歳以降も収入を伴う仕事をする高齢者を一定規模で抱える貴重な組織となっているのです。

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高度な業務データの活用と、就業延伸を支える「サポート機能」の分析

また、外部にはあまり知られていませんが、センター事業の業務システムは全国で標準化され、電子データ化が高度に進んでいます。
仕事の内容や受注金額、従事人数等が統計情報として整理・蓄積されています。こうした情報の活用により、80歳以降も働く高齢者の特徴の一部を明らかにすることも出来そうです。

 

最も注目すべきは、センターが【共働・共助】と呼ぶワークシェアリングに基づくサポート機能です。仕事現場での会員同士のごく自然な助け合いなのですが、その事例の分析が進めば、就業可能な期間の延伸に役立つ具体的なヒントが得られるでしょう。

【お問い合わせ先】

公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団研究部

〒160-0022 東京都新宿区新宿1-34-5 VERDE VISTA 新宿御苑 3F

プロジェクト責任者:石橋智昭

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